学資保険と貯金どっちがいいか悩むあなたに違いを教えます!
こんにちは、うりです。
妊娠したり、子どもが生まれると、周囲から「学資保険に早めに入っていたほうがいいよ」とよく言われるようになりました。
でも、学資保険と貯金では教育費を貯めるのにどっちがいいのか悩んだことはありませんか?
わたしの母の時代は、学資保険の返戻率がとっても高かったので、「絶対入っていたほうがいいよ!」と母と同世代の親戚からも勧められることもしばしば・・・
でも、今は学資保険は元本割れしているのもあったり、返戻率が下がっているって聞くけど、実際どうなんだろう?
でも、貯金にしても金利が低いしなぁ・・・
うり
と悩んでいました。
そこで今日は、そんな悩みに答えるべく、学資保険と貯金(定期預金)のメリット・デメリットを徹底的に調べたので紹介します。
これから、教育資金を貯めたい方は是非参考にしてみてくださいね。
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目次
そもそも学資保険の加入率は?みんな入っているの?
2016年実施の東京大学の研究所の調査によれば、子どもを持つ家庭において57.9%となっていますので、現在、5~6割の世帯が加入していると思われます。(引用:マイナビウーマン子育てより)
こうしてみると、学資保険と貯金を選ぶ人は半々ぐらいなんですね。
みんながみんな学資保険に加入しているわけではないということが分かり、ちょっと安心しました♡
うり
では、本題の学資保険のメリット・デメリット、貯金のメリット・デメリットについてまとめてみました!!
学資保険のメリット
①強制的にお金が貯められる
学資保険は途中で解約すると元本割れするため、それがブレーキとなって満期まで強制的にお金が貯められます。
②”もしも”の場合、保険料の支払いが免除される
あまり考えたくありませんが、万が一契約者が死亡したり、病気になったりして収入を失ったときに、その後の保険料の支払いが免除になります。
親としては自分が亡くなっても子どものために教育費はしっかり残しておきたいと思うものです。
これは、貯金にはない大きな魅力の一つですね。
うり
③高い返戻率の学資保険は支払った額よりもお金を多く受け取れる
返戻率が100%を超える学資保険は支払った金額よりもお金を多く受け取れます。
逆に、返戻率が100%を切る学資保険は元本割れしてしまいますので、契約する前にしっかりと確認しましょう。
④生命保険料控除の対象で節税になる
学資保険は生命保険料控除の対象になり、所得税で最大4万円、住民税で2万8000円が控除されます。
確定申告や年末調整で忘れないよう、しっかり申請しましょうね。
うり
学資保険のデメリット
①元本割れするリスクがある
途中解約をしたり、返戻率の低い学資保険に加入したり、医療特約をつけていると元本割れして、支払った金額よりもお金を少なく受け取ることになります。
子どもの医療保険は、単体で加入したほうが保障内容もしっかりしているので、学資保険には医療特約を付けないほうがいいようです。
うり
②固定金利のためインフレに対応できない
インフレとは、”インフレーション”の略で、物価が上昇し、お金の価値が下がっている状態のことをいいます。
インフレが過度に進行すると物の値段がどんどん高くなり、人々はほしい物が買えなくなって生活が苦しくなります。
それらを抑えるためにインフレ期には金利が上昇します。
金利が上がると人は物を買うよりもお金を使わず銀行などに預けておくだけで資産が増えると思うため、物の需要を抑えることができるためです。
学資保険は固定金利のため、金利が上昇しても何の恩恵もありません。
今は、0金利なのでこれから上がっていく・・・とも言われています。
③保険会社が破綻した場合、9割しか保証されない
銀行が破綻した場合には、1000万円までは全額保護されますが、生命保険会社の場合は破綻すると、9割までしか保証されません。
つまり、1割は失う可能性があるということになります。
貯金(定期預金)のメリット
①途中解約しても元本割れしない
定期預金は、お金を簡単に引き出すことはできませんが、途中解約することができます。
途中解約すると利息は低くなりますが、元本割れは起こさないので、損をすることはありません。
②預金保険制度がある
もし金融機関が破綻した場合には、元本1千万円までは「預金保証制度」によって預金者の貯金は守られます。
③変動金利なのでインフレに対応できる
先程の学資保険のデメリットの逆になりますが、インフレになれば金利が上がります。
金利が上がれば、学資保険よりも利息が増える可能性があります。
うり
貯金のデメリット
①金利が低い
現在、普通預金で平均0.001%、定期預金で平均0.011%の金利(日本銀行調べ)で100万円預けても利息が数円~数十円しか付かない状況です。
ちなみに面倒でなければ、夏や冬のボーナス時期にキャンペーンをしている金利の高い銀行に預け替えすると確実にリスクなしにお金を増やすことができますよ。
わたしも、実践しています♡
うり
②利息に約20%税金を取られる
せっかく利息が貯まっても、20%税金が取られてしまいます。
ちなみに、学資保険は増えている金額が50万円以下なら税金は取られません。
まとめ
以上、学資保険と貯金のメリット・デメリットを踏まえてわたしなりにまとめてみました。
- コツコツ計画的に貯金をするのが苦手で手元にお金があったら使ってしまう方
- ”もしも”の場合に備えたい(保険料支払い免除)方
- 満期まで絶対に途中で解約をしないという強い意志を持っている方
- リスクなしに確実にお金を貯めたい方
- コツコツと計画的に貯金をするのが得意な方
学資保険にしても貯金にしても、子どものために教育費を貯めるという目的は同じです。
それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分たちの生活にあった教育費の準備をしていきましょうね♡
ただですね、今の家計の状況で本当に学資保険に入った方がいいのか自分では判断しにくいと思うので
わたしはプロのファイナンシャルプランナーさんに無料相談しました。
学資保険にしても種類がたくさんあって自分で調べるとなると大変なので、プロの方にアドバイスをもらうのも有効ですよ!
うり
▼わたしが実際に相談した体験談はコチラ
最後までお読みいただき、ありがとうございました♡